- 新規顧客を上手くリピーターにできない…
- どうやったら広告費を削減できるのか?
- リピート頻度を上げるためにはどうすれば…
- リピーターの育て方が分からない…
- もうこれ以上赤字を増やしたくない!
- せっかくついたリピーターが離れ始めている…
美容室やネイルサロン、エステサロンの
リピーター確保でこんなお悩みお持ちではないですか?
REPEATERリピートするお客様を確保する方法
ここでは、ネイルサロンやエステサロン、美容室のマーケティング技法によるリピーター確保の方法について触れてみたいと思います。
新規のお客様を獲得する際、必ず必要となるのが、『広告宣伝』です。
ネイルサロンやエステサロン、美容室といったサロンだけでなく、マーケティング上でよくいわれるのが、新規お客様を集客するコストは、リピーターを確保するコストの5倍以上掛かると。
皆様ご自身が持つ実際の経験則から考えてみると分りやすいと思います。
例えば、一度も行ったことのないサロンに入店する時のドキドキ感は凄くありませんか?そのドキドキ感は、入店へのハードルの高さを物語っておりますが、しかし、一度入店してその店舗のことが分かってしまえば、次回の入店時にドキドキ感はなく、抵抗なく入店すると思いますが如何でしょうか。
また得するような割引サービスなどがあった場合、直ぐにでもその店舗にリピートしてしまうことありませんか?
このように新規お客様を集客するのには、コストと労力が掛かり非常に大変ですが、一度来店されたお客様をリピートさせるのは、そんなに難しくなく呼び込むためのコストも新規お客様の集客より確実に少なくて済みます。
弊社にご相談にくるクライアント様もそうですし、こちらを見ている皆様もそうであろうと思いますが、新規お客様ばかりを追い求めすぎています。
既存のお客様を蔑ろにしてフォローしないということは、コストの掛かる新規お客様の集客に特化し、余りコストの掛からない既存のお客様(リピート見込み客)を捨てているということを往々に行い、経営ではありえない経費の垂れ流しをしていることになります。
もちろん、新規お客様の集客も大切ですが、せっかく店舗のファンになりかけの卵といった既存のお客様を温めないのは、商売をしていく上で、愚の骨頂といえます。
業種・業態により違いはありますが、通常は何年かお店を経営していると、既存のお客様、特に優良客と呼ばれるヘビーユーザーの売上げがお店の売上げの80%ぐらいになります。
これを『パレートの法則(80:20の法則)』と呼びます。
簡単にいいますと、売上げ上位20%のヘビーユーザーと呼ばれるリピーターで、その店舗の売上げ80%を占めるというようなことです。そのくらい既存のお客様は大事な存在なのです。
このようなことから、既存のお客様の重要性を、まずは再認識していただく必要性があります。
CUSTOMER SERVICE各お客様ごとで変化させる対応が鍵
店舗を利用するユーザー数は次のような形となります。
お客様数 = 新規のお客様 + 既存のお客様
上記でもお伝えしましたが、本当に重要なのは、新規ユーザーばかり追いかけるのではなく、リピートしないお客様の率を下げ、既存お客様のリピートを増やしていくことが、非常に大事ということです。
まずは、ネイルサロンやエステサロン、美容室といった店舗でのお客様を分類してみましょう。
- ・まだ来店に至っていない潜在見込み客
- ・初め来店された新規客
- ・2度目の来店をして
いただいたリピーター - ・何度も来店していただく
ヘビーユーザー
以上のような4つカテゴリーに分割できましたが、この各お客様に対し、皆様はそれぞれ違った対応をとっておりますか?この対応を間違ってしまうと新規客を上手く集客できなかったり、既存のお客様が愛想をつかして逃げてしまうこともあります。
では、どのように対応したら良いのでしょうか。
潜在見込みユーザーへの対応
まずは店舗を知ってもらわなければなりません。それには、オフラインでのチラシやポスター、オンラインでのコンテンツ制作やWEB対策を行いますが、その詳細は新規集客戦略の獲得ページをご覧ください。
この中で、初回サービスの敷居の低さを強調するといったものありましたが、これには① まずは気軽に来店してもらう
② リストを確保する
といった意味合いがありますので、ここであまり大きく利益を取ることを考えてはいけません。ここのことをマーケティングでは、【フロントエンド】と呼びます。
新規ユーザーへの対応
一度、店舗に来店していただいユーザーには、継続的に店舗の情報などを発信します。情報といってもただの割引情報などではなく、ユーザーが知りたいと思っている有益情報(ニュースレター)を発進します。
またここでは、リピーターへ育てるための活動も必要で、そのためにリピーター限定特典などを使って告知し、比較的にリピートしやすい環境にてユーザーを誘います。
リピーターへの対応
リピートしてもらった御礼や感謝の気持ちを込めて引続き、店舗の情報を発信し、顧客満足度(CS)を上げます。
また潜在見込みユーザーへのフロントエンド対応で利益があまり取れなかったところを挽回するための準備として、バックエンドと呼ばれる店舗にとって利益率の高いサービスや店販商品を購入してもらう環境を整えます。
ヘビーユーザーの対応
ヘビーユーザーは、店舗にとり一番のお得意様です。ここのユーザーを1番大事にしなければなりませんので、更に手厚いフォローやお得意様限定情報を発信します。
関係が作れたからといって勝手に線引きをして『なあなあ』な感じで接したり、バックエンドの押し売りをしてしまうと、ヘビーユーザーでも簡単にそのお店から離れていきますので注意が必要です。
ここまでの話で、潜在見込客と新規のお客様など既存のお客様との対応では明らかに差があることに気づかれた方もいるかと思います。
そう。それは、既存のお客様には情報を発信し続けることです。
もちろん潜在見込客にも、集客目的としてチラシやWEB広告などの告知として情報発信を行いますが、これは不特定多数の潜在見込客に向けた宣伝です。
既存のお客様の場合は、まず不特定多数ではなく、特定多数(少数)となりますので、明らかに集客手法に差があります。
既存のお客様へ情報を発信し続ける理由は2つ存在します。
1つは囲込みです。既存のお客様にお店の強みやイベント、割引情報などのお客様にとって有益な情報を発信することで、のお客様に脇目を振らせないといった形です。これは簡単に予想できたのではないでしょうか。
もう1つは結構意外なことです。それは、店舗の存在をお客様に忘れさせないためです。
『そんなことあるわけがない!』
『いやいや、忘れるわけないでしょ!』
といった声が聞こえてきそうですが、本当にそうでしょうか?
下記に既存のお客様が、リピートしない代表的な理由を上げてみました。
- ・クオリティが低いサービスへの不安や不満
- ・お客様が求める商品やサービス自身がない
- ・引越し等によるお客様の
生活環境変化 - ・不透明なサービスへの
不安や不満 - ・特に理由はないけど、
何となく店舗の存在を
忘れられている
以上6点が、代表的なリピートしない理由ですが、その中でも圧倒的に多い理由が、その店舗を『何となく』といった感じで朧気に思っていたり、単純に『忘れていた』ということです。
きっとこの理由、皆様自身に置き換えてみれば、思い当たる節があると思います。
例えば、飲食店で複数回訪れた店舗はどのくらいありますか?逆に複数回訪れなかった理由は何ですか?場所の遠近は問いません。
殆どの方が、
『そういえば忘れていたかな…』
『何となく訪れる機会が…』
そんな理由ではないでしょうか。そういうことであれば、既存のお客様に店舗へ『訪れる理由』を定期的に提供したり、はたまた『忘れられない』ようにすることができれば、既存のお客様がリピートしてくれる可能性があると思いませんか?
これが、既存のお客様へのリピート誘導の基本的な考え方となります。 基本的には、定期的にリピーター特典や既存のお客様の有益となる情報提供することが簡単で行いやすいと思います。
リピーターの重要性
何度も申し上げますが、弊社では新規のお客様からリピーターへ、そしてへビーユーザーへ移行させることが店舗集客の至上命題と思っております。 世の中、『お得意様』という言葉があり、へビーのお客様からの売上は、店舗売上の80%を締めるわけですから・・・
ここで問題となるのが、既存のお客様への情報伝達といったフォローには、多少なりとも経費は掛かります。また、多数の既存のお客様をお持ちの店舗の場合、全てのお客様を手厚くフォローすることは出来ないかもしれません。 そういった場合、のお客様属性に順位をつけることが重要で、ヘビーユーザーの方にだけ通常とは違う特別なフォローすることをお勧めします。
順位をつけることに抵抗がある場合、世間一般といった周りの状況をなど考えてみましょう。
飛行機では、ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスといったクラスがあり、ホテルやレストランには金額によるグレードがあり、世の中殆どにこのような優劣が存在しますので、区別した対応するのは当然だと思いませんか?
もし、皆様があるレストランの優良客だとした場合、一見の新規のお客様と同じ扱いをされたらどう思いますか?非常に不愉快な気持ちになるのではないでしょうか。
ヘビーユーザーは、時として勝手に皆様の店舗の宣伝広告塔になり、そこから派生する口コミや紹介などから他のお客様が来店することも多々ありますことから優良なお客様には、特別感を出し大事にしてあげることをお勧めいたします。
FREQUENCYリピート頻度を増やす方法
しっかりとした集客方法をとり、新規のお客様を何度かリピートさせ、優良なリピーター(ヘビーユーザー)への昇格もし始めました。しかし、ここで終わりではありません。
この優良なお客様が今後4ヶ月に1回の割合で来店する頻度を3ヶ月に1回にすれば、年間の売上げ効果は約1.3倍となり、2ヶ月なら2倍、1ヶ月なら4倍に膨らみます。
もちろん、4ヶ月に1回の頻度を1ヶ月に1回にするのは、相当な労力と時間がかかり、もしかしたら現実離れしているかもしれませんが、2ヶ月に1回の頻度でしたらどうでしょうか?結構現実味がある頻度に感じませんか。
このようにお客様の来店頻度が上がることは、店舗にとってもそれを求めるお客様にとっても本当に嬉しいことかと思います。
では、リピート頻度を増やすためにはどのような方法があるのでしょうか。
電子メールやDM
効果:★★★★★
メールマガジン(メルマガ)やニュースレターといったものがこれに当たります。
送ったメルマガやニュースレターをいかにゴミ箱に行かせず、開封してもらうかといった工夫が必ず必要となります。
売込みのみといったメールはNGで、基本的には、ご挨拶や御礼、ユーザーの有益になる情報などをお知らせ程度に送るとことをお勧めします。
ポイントカード
効果:★★★★★
導入コストは掛かりますが、効果は大きいです。
昨今はポイント社会とも言われているくらい、ポイントが市民権を得ていますので、ポイントをくれるならといった形で、直ぐにリスト取りも可能となります。
期間限定のポイントやポイントの失効は、ユーザーに無言のプレッシャーをかけ、使わなければ『捨ててしまう』、『勿体無い』という心理を巧みに利用します。
ロイヤリティプログラム
効果:★★★★☆
ECサイト(通販)で、購入金額の大きさや購入回数によってシルバー会員、ゴールド会員、プラチナ会員などといった形で会員に属性(階層化)を持たせる手法でこちらも効果は高いです。 システムを組んだりするので、経費は掛かります。
ランクが分かれた階層でユーザーは、『ランクを落としたくない・・・』、『ランクをもっと上げたい!』という心理が動かされ、ロイヤリティプログラムにてユーザーを繰返し店舗に足を運ばせることを誘導します。
限定キャンペーン
効果:★★★☆☆
ECサイト(通販)で、購入金額の大きさや購入回数によってシルバー会員、ゴールド会員、プラチナ会員などといった形で会員に属性(階層化)を持たせる手法でこちらも効果は高いです。 システムを組んだりするので、経費は掛かります。
ランクが分かれた階層でユーザーは、『ランクを落としたくない・・・』、『ランクをもっと上げたい!』という心理が動かされ、ロイヤリティプログラムにてユーザーを繰返し店舗に足を運ばせることを誘導します。
お客様のリピート頻度を増加させるためには、お客様とのコミュニケーションを交わすこととなります。方法はどんなものでも構いませんので、きちんとお客様を管理して、営業のように売り込むことなく、地道に続けることが重要なポイントです。
先ほどから『売り込まない』というキーワードがでてきています。
これは、今まで少しずつコツコツとお客様との間で築き上げてきた『特別感』や『信頼』という名の関係は、売り込みと感じる行為をお客様が察すると、『自分のための特別感』から『販売するための営業』という心理に傾いてしまい、今までの関係が脆くも崩れてしまい、今までの関係がリセットされてしまったり、興ざめしてしまう可能性があるからです。 そうなると、今まで行ってきたあなたの努力や労力は水泡と化します。そうならないためにも、売り込みは禁物です。
まずは、気軽に出来るメールやDMでのアプローチでリピーターの掘り起こしをしてみては如何でしょうか。
MERIT弊社が選らばれる理由
弊社ではネイルサロンやエステサロン、美容室などサロンの集客方法として売上UPのマーケティングを考えたコンテンツ制作サポートや集客サポート、臨店コンサルティングなどを行うことができ、店舗の予算などに合わせてバランスをとりながら、売上UPを目指していきます。
弊社のコンサルティングメニューは下記の通りとなります。
コンサルティングメニュー | |
コンテンツ制作サポート |
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集客サポート |
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臨店コンサルティング |
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弊社では、他社で行なう独立開業のみをコンサルティングする開業屋で終わることなく、サロンの独立開業時のサポートと店舗開業後の集客などのサポートもさせていただいております。
弊社での集客&売上UPサポートを行う場合、以下のようなメリットが挙げられます。
- 集客UPで終わらず売上UPを目指す
マーケティングに対応いたします - 呼び水の集客から受け皿のコンテンツ
制作まで、一貫したサポートが可能 - WEB以外のチラシや郵便DM等の
オフライン集客にも対応いたします - 現状分析から皆様に合った集客や
売上UPの手法を提案いたします
ネイルサロンやエステサロン、美容室などサロンのマーケティングに関しましてお分かりにならない点やご相談は、初回無料にて行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。