高齢者はWEBを使わないは古い!|エステやネイルサロン、美容室のWEB集客戦略

2017年4月24日 WEB集客


 

ネイルサロンやエステサロン、美容室等のホームページ制作やWEB集客をする際、大体のオーナー様は『高齢者はホームページを見ない』や『そもそも高齢者はネットを使わない』といった思い込みをしているケースが多いのですが、本当にそうでしょうか?
 

実際に高齢者がWEBの利用率がどのくらいなのかをご存知ですか?この結果を見るときっと上記での思い込みが覆されることは間違いありません。
 

実際にWEB利用率がどのくらいかというった答え(WEB利用率●%)といった予想をされてから結果を確認していただくことをお勧めいたします。
 
 

WEB利用者の推移

 
ここでは、総務省が毎年出している統計を基に話します。国が調査している公的な数字なので、かなり信用性は高いものと思われます。
 

まずWEBの普及率ですが、日本でのWEB(インターネット)の普及率は、83%となり、全国民の10人に対し8人が、WEBを利用していることになります。
 


 
※総務省インターネットの普及状況 平成28年度版

 

この数字を見て少ないと思われている方もいるかもしれません。ただこの数字は、日本の総人口で普及率を計算しているため、0歳~12歳も対象となり、このような若年層はWEBを閲覧するための端末を持たなかったりすることから、リアルな普及率は、この数字よりも高まることは確実です。
 

次に、今回の本題の年代別WEB利用率です。こちらをご覧いただいている皆様は、高齢者のWEB利用率の数字をどの程度と予想されましたか?
 

下記が、総務省から出されている年代別のグラフです。
 


 
※総務省インターネットの普及状況 平成28年度版

 

平成27年度末の最新のデータでは、若年層の10代~中年齢層の50代までのWEB利用率は90%以上となり、60歳前半(60~64歳)は約81.6%、60歳後半(65~69歳)は71.4%、70代(70~79歳)にいたっても53.5%といった結果となりました。
 

若年層の数字はある程度予想はついていたかと思いますが、高齢者と呼ばれる60歳以上のWEB利用率がここまで高いとは思いもしなかったのではないでしょうか?
 

またWEB利用頻度につきましては、毎日もしくは週1回以上の割合が、統計上91.9%となっていることから、高齢者もWEBを頻繁に利用していると言っても過言ではありません。
 


 
※総務省インターネットの普及状況 平成28年度版

 

 

このようなWEB普及率の統計結果から、高齢者はホームページを見ないから…とWEB集客のターゲットから最初から外してしまったり、昔からの馴染み客しか来店しないため、ホームページ自体を持たないといった行動は、もしかしたら獲得できたかもしれない新規顧客をみすみす見逃してしまっている可能性があります。
 

もう高齢者はWEBを利用していないとは言えない数字が出ていること、また今後の日本は、少子高齢化が一層強くなることから集客においても高齢者を無視することはできないと言えます。
 

このようなことから今まで集客が上手くいっていなかったネイルサロンやエステサロン、美容室等のサロンなどでは、高齢者向けのサービスを始めてみて、それをホームページで高齢者でも分かるようにきちんと告知し、WEBからの集客を試みて新たな顧客層として獲得してみるのも良いと思います。

 

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