返報性の原理②|明日から使えるエステやネイルサロン、美容室の集客マーケティング

2017年2月21日 マーケティング

 

前回から引き続き、『返報性の原理』の続編です。
 

前回、スーパー等でのウインナー試食と街中で配られる激安コンテクトレンズをうたったティッシュの導入部分でしたので、その続きです。
 

ウィンナーの試食の場合
   
サンプルをあげる相手
匂いにつられて来た人に手渡し
   
商品の内容
係員が美味しい食べ方や特徴等説明

 
 

街中で配られる激安コンテクトレンズティッシュ
   
サンプルをあげる相手
老若男女問わず、見境なくほぼ強引に手渡し
   
商品の内容
必要としているか分からないコンテクトレンズで説明もなし

 
 

内容的には大体、こんな感じになるかと思います。
 

その情報を欲しがっていない人にそのサービスや商品を渡しても、【返報性の原理】は働きづらいものと感じませんか?もらった当事者が、
 

『今欲しい!』⇒食欲
『どんなものだろう?』⇒興味
 

という感情が存在するタイミングだからこそ、ウィンナーの試食は、その後のウィンナーの購入に繋がりやすくなります。
 

【返報性の原理】は、感謝やお返し的な要素が含まれていますので、何の説明もしないの激安コンタクトレンズのティッシュは、単純に感謝する対象が分かりませんから、【返報性の原理】が殆ど働かない状態となります。
 

色々なサービスで、無料サンプルや格安セール等行うこともあります。そうした時、『激安コンタクトレンズのティッシュ』になってしまっていないか考えるようにすれば、皆様の望むべき結果を得られる可能性も大きくなります。
 

ここでもやはりターゲティングは大事ということが分かります。お得な情報だったとしてもターゲットを見間違えてしまえば何の役にもならないということです。
 

ターゲティング戦略につきましては、エステやネイルサロン、美容室等でのターゲットは誰か?をご覧ください。

 
 

マーケティング原理は、きちんとしたコンセプトやターゲットが決まっているからこそ、活かされるものです。まずは基礎となるコンセプト&ターゲットをブレないようにしましょう。
ビジネスの根幹といえるくらい非常に大事コンセプト&ターゲット。今一度、考えてみるもの如何でしょうか。
 

ネイルサロンやエステサロン、美容室等美容系サロンの独立開業やマーケティングに関しましては、お気軽にご相談下さい。
 

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