返報性の原理|明日から使えるエステやネイルサロン、美容室の集客マーケティング

2017年2月20日 マーケティング

 

今回は、ネイルサロンやエステサロン、美容室等の店舗の独立開業後の店舗運営や集客に必要なマーケティング心理の中でも【返報性の原理】といったものについて話していきたいと思います。
 

この【返報性の原理】とは、相手から何か施しを受けると、お返しやお礼といった行動をしなくてはならないと感じる心理状態のことです。
 

スーパーやデパート等で試食コーナーが設けられているのを皆さん必ず見たことがあるかと思います。店員さんが笑顔で愛想よく、爪楊枝に刺したウインナーを対面手渡しで配っています。が、これは、【返報性の原理】を思いっきり期待して行っているわけです。
 

試食で立ち止まり、何気なく爪楊枝に刺さったウインナーを口に放り込む。すると人の心理はこうなることが多いです・・・
 

『試食したから、買わないと悪いかな』
 

このような形で、人は【返報性の原理】を感じてしまうため、ウインナー購入に傾きやすくなります。
※あくまでも『傾く』です。
 

その他にも無料サンプルを大量配布している化粧品等もこれにあたります。
 

日本人は特に『義』を重んじる民族ですので、この【返報性の原理】がより一層強くはたらきますことから、日本で商売するときには非常に重要視されるマーケティング要素となります。
 

弊社が、クライアント様から集客のサポート依頼され、それを行う際に【返報性の原理】の件で必ず触れること
があります。
それは【返報性の原理】を利用して、何かあげれば、必ずその心理がはたらくといった単純なものではないっといったことです。
 

これを読んでいる方からは『???』といった形で、頭が混乱しそうかもしれませんが、要は適材適所ということなんです。
 

人はリアルタイムで、欲しいと思うもの欲しいと思わないものが存在し、正直無料でも欲しくないものもいっぱい世の中には存在しております。
 

例えば、普通に街中で配られている〈激安コンタクトレンズ〉と書かれたティッシュに対し、視力の良い方がソノティッシュを受け取ったところで【返報性の原理】は生まれず、間違っても『これを機会にコンタクトレンズ買おうかな・・・』とは絶対に思いません。
 

では、スーパーで配られた試食ウィンナーと激安コンタクトレンズと書かれたティッシュはどう違うのか?
 

それは、次回に。
 

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