SEO対策|モバイルファーストインデックスでページ表示速度は順位に影響せず!

2017年1月7日 WEB集客

 

今回は、ネイルサロンやエステサロン、美容室等のWEB集客におけるモバイルファーストインデックス(以下、MFI)とホームページの表示速度のことについてお伝えします。
 

今までグーグルの検索順位を決めるアルゴリズムでは、ランキングに用いられていた要因として、ページが表示される速度があります。
 

このページが表示される速度が、今後グーグルで導入されるMFIにおいて、現状ではランキング要因として外れるとグーグルのジョン・ミューラー氏が発言をし、グーグルの公式ウェブマスター向けのブログでも記載があります。
 

 

モバイルファーストインデックスに向けて

 
最近では、グーグル検索を使用しているほとんどのユーザーは、モバイル端末から検索を行うようになりました。しかし依然として、グーグルのランキング システムは、主にデスクトップ版のコンテンツを用いてユーザーとの関連性を評価しています。
この方法では、モバイル版のページのコンテンツがデスクトップ版のページのそれよりも少ないケースにおいて、問題が発生します。
なぜなら、モバイル検索ユーザーが実際に見ているページを グーグルのアルゴリズムは評価していないからです。
 
そこでユーザーにとってさらに価値ある検索結果を提供するために、グーグルではMFI登録に向けた実験を開始しています。
グーグル検索のインデックスは、サイトやアプリについての単一のインデックスとして存続しますが、将来的にグーグルのアルゴリズムはモバイル版のコンテンツを主に使用するようになります。
つまり、ページのランキングを決定したり、構造化データを理解したり、検索結果にスニペットを表示する際も、モバイル版のコンテンツが使用されるようになります。
 

グーグルウェブマスター向け公式ブログ: MFIに向けて

 

 
 

重要なのは、上記の『将来的にグーグルのアルゴリズムはモバイル版のコンテンツを主に使用するようになります。つまり、ページの検索順位を決定したり、構造化データを理解したり、検索結果にスニペットを表示する際も、モバイル版のコンテンツが使用されるようになります。』のところです。
 

そしてMFIとは?
 
 

MFI

 
今までグーグルは、検索順位決定をPC向けのページの内容しかアルゴリズムで計っていませんでした。モバイル向けのインデックスも順位付けも、全てPC向けのページの内容をもとに行っていました。
ところが、MFIが正式に導入されますとこの内容が完全に逆転し、基本モバイル版のページ内容をインデックスや検索結果での順位決定に使い、それをPC向けページにも結果を踏襲し、PC向けページの内容は、ほぼ見なくなるということを指します。

 

 

こうなりますとモバイル向けのページの重要性が今よりもさらにアップします。このことから通常、モバイル向けページが今後の検索順位決定の主軸となることからMFIでは、今後より一層ページの表示速度が求められると思われたのですが、検索順位の決定には考慮されないという結果になりました。
 

ただし、これはあくまでも現状のお話で、内容が変わる場合も考えられます。それはなぜか?
 

ページの表示速度の高速化は、グーグルがAMP対応に力を入れていることから、現在の内容が【逆】を行っているため、今後ページ表示の表示速度に関しては、どこかのタイミングでアルゴリズムの変更が行われる可能性が高いと思われます。
 

グーグルの発表から、現状のページの表示速度が検索順位に影響しないといった形ですが、ページ表示の速度は閲覧ユーザーの心理学上の3秒ルール(ユーザーはアクセスしたページが自身にとって必要な情報かどうかといった判断を3秒で行うこと)といったものがあり、ページが表示される速度が遅い場合、検索順位が高いということは関係なく、3秒ルールの観点からユーザーが離脱してうことが多いのです。
 

3秒以内でユーザー自身にとって必要な情報が表示されない場合、そのユーザーの50%がそのページから離脱してしまい、WEB上での成約(問い合わせや予約等)といった部分にかなりの影響をあたえてしまいます。これらのことから、検索順位以外にもユーザー心理の向上のため、ページが表示される速度は、速い方が良いと言えます。
 

ホームページの役割は、SEO対策をしてアクセスを単純に伸ばすことではなく、最終的に問い合わせや予約等といった成約に結びつくかどうかが、一番重要ですから。
 

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