集客としてポスティングの反応率|エステやネイルサロン、美容室の集客対策

2017年6月8日 オフライン集客


 

前回に続き、ポスティングのお話です。
 

ポスティングはしたいけど「どのくらい反響があるの?」というのが知りたいところですよね。
 

一般的な平均値でいうと、0.3%と言われています。業界用語では【センミツ】といいます。1000枚を配布して、3つが反響があることです。ちなみに3つは新規獲得ではなく、問い合わせや相談も含まれます。
 

1万枚を配って、30。この平均値を考えてみて、割が合うかどうか計算もできますね。
 

ちなみに、この反響率を上げるのもデザイン・構成に関わります。反響の高いものをつくれば1~2%くらい、逆に反響が低いものなら0%。
 

まず思い浮かべて欲しいのですが、ご自身が自宅に帰った時、ポストにポスティングされたチラシ広告のうち、どのくらい捨てますか?どのくらい手元に残しますか?残したうちに、どれだけアクション(店舗への電話や訪問)をされますか?
 

このことを考えると中々難しい世界です。またネイルサロンやエステサロン、美容室といったサロンは街中に溢れていることから、他のサロンと比べられる確率が高く、さらに反響率は下がる形になりやすい状態です。

 

ローカルビジネスに欠かせない

 

上記のことから、ポスティングは行っても『意味がない』とか『費用対効果が低い』といった考えになってしまいそうです。しかし、その考え少し待ってもらえますか。
 

通常、ネイルサロンやエステサロン、美容室といったサロンといった店舗は、ローカルビジネスといわれ周辺地域の方が集客ターゲットとなります。ターゲットとなるお客さんに店舗の認知やイベントの告知といったことを伝達する方法としては、ダイレクトで確実な手法といったことから、やはり捨てるわけにはいきません。
 

では、どうしたら良いのか?
 

普通にメニューや価格だけが入ったチラシ広告は誰の心も掴みません。やはりここは、マーケティング技法に添った形で店舗の認知やイベントの告知をしていくことと、そして根気よく続けることです。
 

まずはマーケティング。
 

自宅のポストに入っているチラシを手に取り、その中で『この広告良いな』とか『この広告に目が行ってしまう』といったものがあるかを確認します。チラシはまず興味をそそるような仕掛けが必要です。
 

ターゲットとなる人が何を求め、何がしたいのかといったことを先回りしてそれを訴求することで、興味も自然と湧き、次のステップへのハードルがぐっと下がります。これがマーケティングの基礎です。
 

また興味を引かせる演出として【手書き】または【手書き風】のチラシも大いにありです。チラシの大きさは、特にこだわりません。A4でもA5サイズでも全然問題ありません。要はそのチラシに届けたいメッセージがきちんと入っているかどうかということと、そのチラシが機械チックな感じになっていないかが重要です。
 

次に根気よく続ける。
 

これは人それぞれによってそのサービスを必要とするタイミングが全く違うため、いくら興味があってもそのサービスを今必要としないターゲットには中々そのメッセージは届きにくいものです。
このサービスを必要とするタイミングは、店舗側でコントロールすることはできないので、そのターゲットがどんなタイミングで興味を持っても良いように、メッセージを定期的に送り続ける必要性があります。
 

チラシなので折り込み広告でも構いませんが、散歩がてらに、自分自身でその地域を回りポスティングをおこなっていくことで、その地域の状況も掴めますことから、ポスティングの方が良いとは思います。
 

商圏は、店舗を中心にして都心では約500~1000m、郊外であれば1000~1500mが目安になると思います。
 

もうチラシでの集客は難しいと思っているオーナー様、WEBで上手く集客できていないのであれば、原点に戻ってみるのも1つの手かと思います。
 

ポスティングでの集客が上手くいかないといったサロン様は、弊社にて企画・デザイン等を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
 

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