1点集中が心を響かせる|エステやネイルサロン、美容室のオフライン戦略

2017年5月2日 オフライン集客


 

ネイルサロンやエステサロン、美容室等のチラシやDM、パンフレット、ポスターなどを制作する際に、サロンの特徴やサービス等を『あれやこれやと伝えたい!』と思ってしまいがちです。
 

これは紙面という限られたスペースの中で、どうせ伝えるなら情報が多い方が良いといったことや紙面を無駄にしたくないといったことからきているかと思います。
 

しかし、その情報を発信されたターゲットとなる顧客は、情報が多すぎるとかえって心には響かず、そのままスルーとなるケースが多くなりますので、できればターゲットを意識した1点集中といった情報の方が心に響きます。
 

この1点集中といった内容を取り入れているCMがあります。それは、車メーカーのダイハツの【WAKE】という車のCMで、俳優の玉山鉄二さんがチェーンソーを持って車のルーフを切り取ろうとするあれです。
 

このCM見たことある方は多いのではないでしょうか?そしてかなりインパクトのあるCMなので、記憶の中に残っている方も多いはずです。
 

さて、そのWAKEのCMですが、どこが1点集中なのか分かりますか?
 

CMのシリーズを見れば、一貫して伝えたいことがハッキリと分かります。それは、【室内空間の広さ】だけにこだわっています。【室内空間の広さ】の1点を分かり易く伝えるため、終始あのようなコミカルな内容となっています。
 

他の軽自動車のCMにありがちな、低燃費やブレーキアシストという宣伝は一切なく、ただただ【室内空間の広さ】の情報を集中してお伝えするからこそ、軽自動車のイメージでもある室内空間の狭さや荷物が詰めないといったマイナス感に対し、『WAKEなら室内空間も広く、荷物も沢山詰めるから問題なし!』といったドストレートで勝負しております。
 

通常、TVのCMなどは、特段意識して視ている訳ではないので、自分の興味を引くCMやインパクトのあるCM以外は、特段憶えることもなく記憶から直ぐに抹消されてしまいます。
 

WAKEの場合、まず軽自動車の空間に不満を持っている方への興味付けと小さい空間ならチェーンソーで切ってしまえといった大胆かつインパクトのある演出で、CMを視た人の記憶に残ります。
 

このようなことからチラシやDM、パンフレット、ポスターなど新規顧客獲得を目的とした媒体を制作する際には、『あれやこれやと伝えたい!』とは思わずに、ターゲットとなる顧客に対してできることを1点だけを強調的に見せることを務めてみてはいかがでしょうか?
 

そしてターゲットごとにその1点集中的な内容を変えることが出来れば、申し分ない結果になるかもしれません。
 

オフラインなども含め集客が上手くいかないといったサロン様は、弊社にて集客のコンサルティングを受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

 

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