Googleの気まぐれ?ページ表示速度が順位に影響!|エステやネイルサロン、美容室のSEO対策

2017年4月12日 WEB集客


 

今年の1月7日にお知らせしました【SEO対策|モバイルファーストインデックスでページ表示速度は順位に影響せず!】ですが、Googleは、一転、方向転換をしたようです。
 

これは、3/21からアメリカのサンノゼで開催された〈SMX West 2017〉にて、Googleのゲイリー・イリェーシュ氏が、モバイルファーストインデックス後も、従来通りのページ表示速度を検索順位のシグナルに組み入れる予定である旨の発言がありました。
 

今年の1月の初旬のモバイルファーストインデックスでページ表示速度は順位に組み入れないといった発言を完全に撤回する形となりました。
 

パソコンやモバイルに関係なく表示速度のスピードは、ユーザーストレスに大きく影響する要因であり、特にモバイルユーザーは、「表示のスピード」を求めています。もともとユーザーは、スマホなどのモバイル系で表示速度の速さを求めていることは、マーケティング境地からも明らかでしたので、検索順位のシグナルに組み入れられることはごくごく当たり前とも言えます。
 
 

ページの表示速度が与えるユーザーへの影響

 
Googleが調査したスマホでの表示速度と直帰率の相関関係のデータが公開されています。
 

直帰率とは、サイトを訪れた方が直帰した割合を示す指標です。直帰とは、訪れたサイトの1ページしか見ずにそのまま違うサイトに行ってしまうというユーザーの行動を示します。このことから直帰率とは、サイトに訪れた方うち、その%の方が『自分が見るべきではないサイト』と判断し、1ページしか見ずに他サイトに行ってしまった人の割合を示します。
 


 

上記のデータを見ますと、スマホでの表示速度が1秒から5秒に落ちると直帰率が90%も増加する結果となっております。実際にGoogleが行った調査なので、この結果を受け、モバイルファーストインデックスでページ表示のスピードは無視できないと判断したものと思われます。

※参考ページ:スマホでの表示速度と直帰率の相関関係のデータ
 

現在のGoogleにおいて表示スピードは、検索順位のシグナルとして組み入れられていますが、容量の大きい画像が多かったり、特殊なスクリプトなどで読み込みが凄く遅くなければ、検索順位に与える影響はさほどない状況です。
 

モバイルファーストインデックス後も、検索順位の影響は現況と同程度になると推測されますので、現況でご自身のサイトの表示スピードが遅いと感じる場合は、改善する必要性があるかもしれません。
 

これは、検索順位に関係するモバイルファーストインデックスということではなく、マーケティング境地からも言えることなので、直帰率が高くなれば、必然的に契約率(CVR)にも影響がありますので…
 

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