SEO対策|グーグルが初の日本独自アップデートを断行し、まとめサイトが一斉下落!

2017年2月6日 WEB集客

まとめサイトのSEO対策が下落

 

今回は、ネイルサロンやエステサロン、美容室等のWEB集客においてSEO対策に関わるGoogleのアルゴリズムが変化したことについてですが、サロンオーナー様ご自身がSEO対策でコンテンツマーケティングを率先して行っている場合は必見です。
 

Googleが初の日本独自アップデートを、2017年2月3日に公式ブログで発表しました。
 

2月3日のGoogleウェブマスター向け公式ブログでは、日本語の検索において、オリジナリティのコピーや無断盗用のコンテンツ(低品質なサイト)の順位が下降するように評価方法をアップデートしたということです。
 

 

Googleウェブマスター向け公式ブログの内容

 
今週、WEBサイトの品質の評価方法に改善を加えました。今回のアップデートにより、ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。
 

Googleウェブマスター向け公式ブログ: 日本語検索の品質向上にむけて

 

 
 

通常Googleでは、日本語のみがアップデートされることはなく、最初に米国でアルゴリズムのアップデートが行われてから、その内容が日本にも反映されるといった形ですが、今回は日本独自のアップデートとなり、かなり異例中の異例です。
 
 

日本語検索限定のアップデート

 
今まで、Googleが検索エンジンのアルゴリズムをアップデート(パンダアップデートペンギンアップデートなど)する際には、言語間での差別化がなされることはありませんでした。波及のタイミングのズレは若干ありましたが、基本的には同じ時期に同じ内容のアルゴリズムに変更されてきた経緯があります。
 

少なくとも、日本語の検索だけがこのような形で明確なアルゴリズムのアップデートがなされた事は今回が初めてかと思われます。
 
 

標的はまとめサイト(キュレーションサイト)

 
そして今回のGoogleのアルゴリズムのアップデート対象となるターゲットは、まとめサイト(キュレーションサイト)である可能性が高いです。
 

これは、2016年12月にかけて、DeNA運営『WELQ』のキュレーションサイトの掲載内容が、無断盗用やコピー、不正確な情報、倫理や道徳違反的なものが数多く含まれていることが判明し、対象のWELQを閉鎖したところやその他の大手メディアでの類似サイトもサイト内の大幅修正や休止中といったところもあり、大きな社会現象となりました。
 

最近のサイト構築の傾向として、SEO対策で大量のコンテンツを配信することが上位表示に繋がるといった【半分正解&半分間違い】といった認識やあくまでもサイトのアクセス数(セッション数)だけを増やし、そのアクセス数を基に広告収入などを上積みしてきた経緯もあります。
 

いわゆるスパムと呼ばれる大量にコピペや無断盗用、道徳や倫理違反的なユーザーが見ても全く意味のないコンテンツをSEO対策として配信する行為が公然と幅を利かせてきました。
 

しかし、それが度を過ぎた形となり、上記を告発をする動きから社会問題に取り上げられたことで、検索エンジンもこの現状を打破するため、昨年末からアルゴリズムの改修を進められてきた形となります。

 

 

今回のGoogleのアルゴリズムのアップデートでは、①日本語のみが対象、②コピペや無断盗用、不正確な情報、倫理や道徳違反をしている記事のサイトやページの排除、③2016年12月の騒動から考えたタイミングといったことから、ほぼ間違いなく順位の下降ターゲットは、まとめサイトと言っていいです。
 

スパムな情報(スパム内容)を検索エンジン上で、上位表示させていることは、Googleの信頼性を損ないかねないといった判断から検索エンジンの信頼を保つ目的から、急いで日本語独自のアルゴリズムのアップデートに踏み切ったと思われます。
 

では、まとめサイトだけが対象なのか?といった問いには、Noと言えます。
 

Googleはコピーや無断盗用ページやサイトについては、昔から一貫して順位を下降させるペナルティ対象としているので、その辺は通常のアップデートと変わりはないかと思います。
 

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