SEO対策|スマホ閲覧を妨げるポップアップの評価を下げるアルゴリズム導入

2017年1月12日 WEB集客

 

今回のネイルサロンやエステサロン、美容室等のWEB集客のトピックスは、あまりサロンオーナー様には関係ないかもしれませんが、グーグルのアルゴリズムが変化したので、お伝えします。
 

2017年1月10日、グーグルのアルゴリズム更新にて、今年最初の大きめなアップデートが実施されました。
 

今回のアルゴリズム更新は、2016年8月にグーグルから既に予告があったもので、モバイルページにおいて、ユーザーがコンテンツを閲覧する際に妨げとなるポップアップ表示やインタースティシャルと呼ばれるWEB広告に対して、SEOでの評価を下げるというものでした。
 

対象となるサイトの評価を下げる主な例は、
 

コンテンツを押し下げ、いちいちスクロールしなければ閲覧できないようなインタースティシャル広告
   
コンテンツを見るために削除するときの操作が複雑や面倒なインタースティシャル広告
   
コンテンツが見えなくなるような進む大きくて邪魔なポップアップ表示

 
 

上記のように、ユーザーがモバイル機器でコンテンツを閲覧する時に大きく邪魔をすることを誘導するようなモバイルページはマイナスの評価となります。モバイルページに広告を表示させるためのインタースティシャルやポップアップを採用しているサイトには、ブログやLP(ランディングページ)が多く存在します。
 

あくまでもマイナス評価と記載しておりますが、既にアメリカでは対象となる配信ページがペナルティ並みに順位を下げているといった報告があります。今後日本でも、対象となるページはマイナス評価⇒検索順位下落のペナルティになるということが予想されます。
 

また、次のような倫理的や法的理由などで表示が必要なコンテンツについては、今回のアルゴリズム更新のマイナス評価の対象にはなりません。
 

ユーザーの閲覧を妨げない大きさで、尚且つ簡単に閉じることのできるバナー表示
   
ベーシック認証などの一般的に公開されていない限定的なコンテンツなどので表示されるダイアログ表示
   
年齢認証などの法的にまたそれに準拠することが必要なページで、確認のために表示されるポップアップ表示

 
 

なお、評価対象はあくまでもページ単位となり、サイト全体ではないとのことです。
 

現在は、モバイルページのみの実施となっていますが、今後グーグルが導入するMFI(モバイルファーストインデックス)が、PC版のページの検索結果に影響を及ぼす可能性が大きいので、PC向けのページにも同じことが言えてくるかもしれません。
 

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