今回は直接的な集客といったことではないですが、ネイルサロンやエステサロン、美容室等の 店舗開業後に上手い演出戦略で店舗集客における価値を見出す営業手法として『忙しさの演出』をお知らせいたします。
例えば、皆さんも感じられると思いますが、
・行列のできる飲食店
・予約が中々取れないツアーチケット
・入荷まで何ヶ月も待たされる人気商品
どれもこれもそれを必要とするお客さんにとって非常に高い『価値』となっています。行列に並び、苦労して食せる飲食店だったら尚更美味しく感じますし、やっとのおもいで手に入れたツアーチケットや人気商品はそれを手に入れた瞬間に最高の喜びを感じられます。
このように貴重な喜び=希少価値という図式は皆さんもお分かりになるはずです。そして、これは皆様さんのサロンでも同じことが言えるのです。
何が言いたいのかというと皆さんのサロンでも、お客さんが喜ぶ価値を『演出』することができれば、お客さんが思うサロンの価値も上がり、またこれによりお客さんの囲い込みも上手くできることでしょう。
では、どのように演出するのか?例えば、当日予約をしたお客さんの帰り際に
『今日は、たまたまキャンセルで入れたからラッキーでしたね!普段は 2~3週間先まで埋まっているので・・・』
といった感じです。 もちろん、上記は施術が終わったお客さんの直ぐ後に待合している次のお客さんが控えていないと全く意味を持たない演出になりますから、お伝えする言葉やシチュエーションを考えながら発信しなければなりません。
きちんとしたシチュエーションで、上記 のような言葉を掛けられるとお客さんは、
『へぇ~ここは人気店なんだ』
『今予約入れておいた方が良いかな』
といった感じの心理になり、次回の予約 を入れてもらいやすくなります。これは、『限定感』に似た心理が働き、この時期を逃してはいけないということから予約が入りやすくなるということです。
お店によっては繁忙時間帯や曜日が存在すると思います。このことも次回予約をとる時にサラッと一言お知らせするだけで、お客さんの心理が変わりますので是非ともお試しを!
またこのような面白い事例もあります。
受付に掛かってくる営業電話・・・凄く嫌なものですが、これを『演出』として利用しているネイルサロンさんが存在します。
例えばこのような形です。
●営業電話
『ホームページの対策について少しお話をさせてもらえませんか』
★受付
『申し訳ございません。本日は予約がいっぱいでございます。』
●営業電話
『いつ頃ならお話を聞いていただけますか』
★受付
『今月は予約がかなり入っているので、対応できるのがかなり先にになってしまいます。申し訳ございません。』
といった感じで、営業電話があたかも新規客の予約を断るような忙しさを演出しています。上手いですね~
これを聞いた待合にいるお客さんは、 このような電話応対等の会話に耳を傾けていることが多いので、このような演出は再来させるための手法としてかなり効果的です。
他にもお客さんへの心理的パフォーマンスは色々ありますが、とにもかくにもお客さんがその場で予約をいれなければ、『損する』という気持ちを作ることが大事です。
お金の掛かる手法では全くないので、色々お試しをしてみては如何でしょうか!
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